2018年10月8日月曜日

変形性膝関節症と向き合う

10月 4日(木)

今年4月の八甲田、箒場から赤倉岳を目指して登った。大岳からの旗竿ルートに沿って
クライマーズライトが谷側の長いトラバースがあった。
寒気が入り込んだので雪は氷化しその上に僅か新雪が乗った状態でシールの効きが悪いので
クトーを着けた。クトーを着けるとクトーの効きを良くするために右傾斜の斜面にスキーをフラット
に置くためみぎ膝は大きく外傾することになる(左膝は内傾)。これを続けていると右膝外側が
痛くなり、次いで右足首までも痛くなる始末。たまらずクトーを外しスキーの山エッジを使う歩き方
に変えたが、膝の痛みは変わらなかった。
スピードが極端に落ち、先行するK田さんに大きく後れ、大岳、井戸岳から吹き降ろす雪交じりの
強風の中でK田さんを凍えさせてしまった。

その後のGWの鳥海山では大きな登下降を2本おこなうことができたのはお天気に恵まれ
雪がザラメで膝への負担が軽かったことも幸いしただけかもしれない。

今年も雪のシーズンを終えたが、右膝のO脚変形の度合いは大きくなているように思え、
右膝への不安はこれまで以上に大きくなった。

6月末以降時間ができたこともあって、人工関節への置換を前提に膝関節変形症の根本治療を
医療機関に相談することに決めた。家の近くのNS中央病院の整形外科のDr.Hが膝関節治療の
実績が高いと聞き、初診を受けるのに苦労したが8月上旬に診察を受けた。

これまで話をした医者は人工関節を入れ替えた後のスキーなんてとんでもないとまったく
取り合おうとしないし、そんな話をした途端に医者との間の空気が冷たいものになるのが
ほとんどだった。

Dr.Hには自分が今何とかできている事を話し、人工関節置換で、あと20年元気でゴルフをやり、
20年後も山でスキーをやっていたいし、今の不具合が解消できたらネパールで30日くらいかかる
トレッキングにも行けるようになれないだろうか、、、とストレートに話した。
診察に行く前、両膝人工関節置換でエベレストに登ったGreg Paul とういう63歳の米国人の情報を
目にしたのでそのコピーも持っていてお見せした。

https://www.odev.com/news/climber-with-double-knee-replacement-attempts-everest/

http://www.gregclimbing.com/1371

Dr.Hはそんなにハードにスポーツをやらないでできる範囲でゆったりと楽しむことでいいんじゃない、、、
とは言ったものの白々とした空気は流れなかった。
レントゲン写真を撮った後の診察で、63歳という年齢なら靭帯を切断してしまう人工関節置換よりも
上位脛骨骨切り術のほうが今の関節を温存できていいかもしれない、特に男性は術後の成績が
いい傾向にあるし、将来の人工関節への置換を妨げないと言うのだった。
ただ、組織的な異常があったり外側の関節が潰れていたりするとその術式がとれないので
MRIによる検査が必要だということで2週間後にMRIの撮影をおこなった。結果は外側の関節に
軟骨が残っているので上位脛骨骨切り術の処置は可能を確認、10月最月末で手術日程を設定した。

上位脛骨切り術とは
https://hiza-itami.jp/hto/

10月上旬、手術を前に最終検査を受けた。血液検査に始まり、レントゲン撮影、右膝のCT撮影を
やった。レントゲン写真は左右下肢の全体、骨盤、背骨の各部位を撮影した。それを見て話しを
しているとDr.Hは背骨もかなり変形していますね、椎間板もかなり潰れています、お仕事は何を?
と言うのである。ずっとオフィスワークをしていましたが、、、と返すと、

オフィスワークの人の骨ではないですなと言うのだった。
そして、Dr.Hは右膝の痛みが内側にあるのではなく外側にあることに引っ掛かるようで、
骨切り術をおこなっても外側の痛みは取れないかもしれない、痛みを取るのが施術の直接的目的なのだから、
目的から外れてしまうことになる、、、という。
結論は、手術はいつでもできるので、リハビリをして様子を見ることになった。

リハビリ的手法はもう何年もありとあらゆることはやってきたわけで、手術によって一気にスッキリ
を期待していたものしてはかなりガッカリせざるを得なかった。

即、リハビリ担当へ連絡が取られ、担当の理学療養士も決まって手筈が整えられたのはありがたかった。
また「腰痛ジャングル」的袋小路に舞い戻ってしまったわけだが、根気強く向き合っていくしかあるまい。


右膝のレントゲン写真(2018.8.9)
正面から撮影
したがって右側が膝内側 左側が膝外側になる
膝内側の関節の隙間がほとんどくなっている
 
 

右膝のMRI画像(2018.8.23)
レントゲン写真と同じく正面からの撮影
関節内側には軟骨組織がなくなっているが外側ににはまだ軟骨組織が残っている

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