2013年1月27日日曜日

呉汁うどんにリベンジ

1月27日(日)

 この週末、第一級の寒波が来ている。
八甲田で遊んだ翌週ということもありBC Skiはお休み。
それに足の調子も良くない。下肢全体にダルさがあり階段登りで特に右膝がぎくしゃくして
力が入らない。困ったものだ。

それでも動かしたほうがよかろうと、自転車で昨年年末に品切れで振られた呉汁うどんを食いに
行くことにする。
11:45、出発。冬型で関東平野は雲ひとつない抜けるような青空。
富士見川越バイパスの側道を走り、城北埼玉学園のところから南古谷東の田んぼの中を
突っ切り、上江橋で荒サイに乗った。北西の季節風が向かい風になってスピードが上がらない。
ホンダエアポートのところでうどん屋を川島町表の「そうま」にすることに決定。
「そうま」着、13:30。ここまで23.7㎞。
「そうま」はうどん屋ではなく、寿司や天ぷらを出す料理屋で御法事もできるような立派な構え。

躊躇なく呉汁うどんを注文すると、きれいに盛り付けられ嗜好を凝らしたうどんが出てきた。
川島の呉汁うどんは基本原則はあるものの各店で特色を出している。
ここのは豆乳仕立てのごま味噌味(味噌味は薄い)、豚の角煮、サツマイモ、かぼちゃ、きのこの
素焼きがトッピングされている。デザートに豆腐のフラマンジュが付いている。それから自転車乗り
のお客さんにはソフトドリンクがサービスとのことでアイスコーヒーを頼んだ。
お値段はご立派な@1,280円。
とても美味しかったのでそれ相当価値はあるものの、豚の角煮のトッピングやデザートは
要らないから、うどんは@600~800円で食いたいものだ。
今度は違う店のものをトライしてみよう。

帰りは羽倉橋まで荒サイを走り、16:05帰宅。帰りは追い風に押されて快走だった。
往復50km、足はペダルを踏み込む時に違和感を感じるが、クルクル回している分には問題なし。


自転車走行: 
走行距離:  50.22 km
走行時間:  02:45:49
平均速度:  18.2km/h

ハートレートモニターのデータ
時間:     04:20:29
平均心拍:  111
最大心拍:  135
fat burn : 01:44:41
fitness : 03:05:48
消費カロリー: 2029 kcal


※ 解説

 呉汁(ごじる)は日本各地に伝わる郷土料理である。大豆を水に浸し磨り潰したペースト(ご)といい、呉を味噌汁に入れたものを呉汁という。磨り潰した枝豆を入れた味噌汁は青呉汁あるいは枝豆呉汁という。

 秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬。呉汁に入れる大豆以外の具材は、人参大根牛蒡玉葱等の根菜類、豆腐厚揚げ油揚げ等の大豆加工品、唐辛子等の薬味、芋がら、こんにゃく椎茸煮干し鶏肉等々、地域毎に様々。磨り潰した大豆と野菜類が豊富に入った呉汁は栄養価が高く体が温まり、冬場の郷土料理として日本各地で昔から親しまれている。(wikipediaより)

この呉汁をより美味しく食べるためにうどんを入れたものが呉汁うどんである。



入間大橋から北の空を見る。
遠くの山は上州榛名
その向こうは雪雲の中だ















「そうま」の呉汁うどん
@1,280円















帰路、上江橋の上から
大宮国際CC、荒川
東京の高層ビルのスカイライン

2013年1月23日水曜日

八甲田陣中見舞

1月18日(金)~20日(日)

大学のクラブの大先輩のKさんはスキーという機動力に富む道具を使って山々を駆け巡りたいと
3年前のある日思ってしまった。Kさんは工学系の研究者で73歳(もうすぐ74歳)である。
そしてその為に集中して練習を始めた。
1年目は仕事関連の札幌の拠点を利用して札幌国際で滑り込み、後半にはニセコ、余市岳等で
バックカントリリーに出た。2年目はフィールドを八甲田を定め、青森市内に数週間単位でアパート
を借り、スキースクールのガイドツアーのシーズンチケットを購入し、基本的には毎日八甲田通い
をした。それはまさに″修行″といっていい行為である。そして3シーズ目の今年も八甲田で修行を
始めていた。


1月18~21日、八甲田でスキー修行3年目のKさんを昨年に引き続き陣中見舞いした。
メンバーはUさん、僕。

1月18日(金) 
JR新青森駅でレンタカーをし、八甲田北山麓の「みちのく深沢温泉」に登る。雪が激しく降り、市内から全て雪道。
この日も修行で山に入ったKさんが一足先に到着していた。
Kさんも投宿し、田酒山廃仕込で酒盛り。

1月19日(土)
夜、かなりの降雪があり酸ケ湯の積雪が4mを越えた。1月に4mを越すのは珍しいとのこと。
スキースクールのレギュラーガイドツアーに参加。
風雪強く、視界も悪いのでロープウエーの近場のツアーとなる。
午前、モッコ沢上部からY字沢を横断、フォレストコース下部合流。
午後、この日一般向けにはクローズしていたフォレストコースをルート開け。
雪深く、風でパックされてスキー操作が難しく、滑走はメロメロ。
ツアー解散後、下部スキー場の圧雪バーンで修正練習2本。
Kさんは市内のアパートに帰り、駐車場の除雪。Uさんと僕は深沢温泉連泊。

1月20日(日)
今日も雪模様ながら、昨日より風は弱く、気温も緩んだ。でもガスがなかなか取れない。
今日もレギュラーガイドツアー。
午前、寒水沢上部から左岸に抜ける”カモシカコース”
午後、モッコ沢からフォレストコース最下部合流。
昨日までの大量の降雪も適度に沈降し、昨日とは打って変わって滑り易いパウダー。
僕はは残念ながらこれで下山、この夜帰京。UさんはKさんのアパート泊。


1月21日(月)
ようやく冬型が崩れ、山は晴れたようです。
この日は八甲田温泉へ遠出するツアーができたとのこと。
Uさん、ようやくお天気を当てて、夜帰京。


みちのく深沢温泉への道




田茂萢岳山頂の案内板


 






連日の降雪、森の中の雪は深い



 








森の中は風も吹かず、静寂だ


ガイドツアーの一団
モッコ沢


 



















 

2013年1月17日木曜日

白馬BC

1月5日(土)・6日(日)

4日(金)が仕事始めだったが、すぐに週末。
仕事モードに入る前に一滑りしたくて白馬へ出掛けた。
残雪期の白馬エリアはそれなりに経験があるが、厳冬期の経験値なし。
事故のリスクも減らしたい気持ちも強く、ガイドツアーに参加することにした。
選んだのはColor Sport Club。

1月5日(土)
ツアーの集合時間は08:00なので3時起きして4時に家を出た。
白馬村まで関越道、信越道、オリンピック道路経由、240km。
白馬村に到着、07:40。雲一つない快晴の空に後立山連峰が輝いていた。
Yellowクラスツアーの受付 08:00、08:30頃からオリエンテーション、
年末年始からで初めて晴れたので、八方尾根のオープンバーンに行くことになる。
ただし、昨日は風が強かったのでウインドスラブには要注意とのコメント。
板は2本持ってきたが、BD Megawattをはいた。
クラブのバンで名木山ゲレンデへ、リフトを4本乗り継いでゲレンデトップ(1830m)へ。
参加者はスキーが5人、ボードが5人くらいだったか・・・。
出発前にビーコントレーニング。その後、八方池ケルンのちょっと先までハイクアップ(2080m)。
そこから南面の八方沢のオープンバーンを1770mまで一人ずつノンストップで滑走。
雪はウインドパックされていて、斜面の向きと角度で硬さが猫の目のように変わり、
上手く滑れなかった。3回くらいは転んだ。他の参加者の足前は随分上手だった。
帰路は八方沢スキーヤーズレフトの尾根に絡むようにハイクアップして、
1950mあたりでシールを外し、ゲレンデトップに戻った。
リーゼングラート、兎、リーゼンスラローム、名木山のゲレンデを下山。
土曜日の午後のゲレンデ、中級バーンながらところどころにできたコブに泣かされてヘロヘロに
なった。実は八方をスキーで下ったのは人生初体験でした。
名木山ゲレンデ着、15:15。クラブハウス戻り16:00。
この夜はグラブハウスの宿泊施設泊。相部屋ながら快適なベッドで熟睡。

1月6日(日)
弱い気圧の谷に入って稜線は雲の中。
今日は柔かい雪を求めて若栗の樹林に入った。
天気は終日小雪。今日はスキーをBD Driftにした。
白馬乗鞍スキー場の駐車場までバンで移動。そこでビーコントレーニング。
一番栂池寄りのリフトを一本上がり(1190m)、そこからハイクアップ、ゆっくり1.5時間(1550m)。
若栗は1番から4番まで白乗のスキー場に向かって沢が下りている。
その2番に下りた。出だしは結構急傾斜。雪は十分パウダーだが、僕にはやや重。
僕の操作技術ではコントロールが難しい。何度も転んだ。他の人たちは雄たけびを上げて
かっ飛んでいった。自分のスキー技術の未熟さを改めて認識。
それでも山の深い雪の中で過ごす時間は楽しい。
2時にはスキー場に下りて、3時過ぎにはクラブハウスに戻って終了。
4時過ぎ車を出して途中美麻村の道の駅にある温泉で体を温め、21:00前帰宅。
渋滞は一切なく順調だった。

オリンピック道路、美麻トンネルを抜けると
モルゲンロートの鹿島槍、五竜が!
思わず車を停めた

 
白馬村に入ると八方尾根、白馬三山が
目に飛び込んでくる









 
 
八方沢オープンバーン
 
  
滑走終了地点から滑った斜面を見上げる
















1/5 yellowレベルの面々
















八方尾根へ上り返しの途中
五竜の稜線に雪煙が上がっている

















1/6 小雪の中を若栗の頭へ上る

















この日のyellowはスキー5名、ボード1名













若栗No.2の滑走
 












Nn.2の途中からちょっとだけ登り返して一本滑った












2013年1月2日水曜日

2012/13 年越しと正月

12月31日(月)

猪鍋を食う


猪の肉


まず、大根、ごぼう、生姜、ニンニクと一緒に炊く
炊きながらよくアクを取る


味噌仕立て
里芋、きのこ、コンニャク、豆腐、ネギ、水菜、ニラを入れる



親戚、御近所にも振舞ったし、だいぶ減ってきた
残って一晩置いたのには一層味が乗るような気がする

 
神様が沢山いる



年神様の飾付け
注連縄、酒、水、洗米、塩、サカナ


中庭の祠にも注連縄を


1月1日(火)


初詣


御神体は森や岩である
 
 
縄、その結びが力強い


西側がt高い山で寒々しい傾斜地に奇妙なものががる
″空飛ぶ泥船”だとか・・・



この地域のアニミズム的信仰に関する資料館
拡大すると入口の奥に生贄の鹿首が見える


こうして年越しや正月に慣習的やっていることを連ねてみるとこの地域は今でもまるで”縄文”を引きずっていることがわかる。