2015年2月22日日曜日

鍋倉山小舎に仲間が集う

2月21日(土)、22日(日)

八甲田で山籠りをしてスキーを追いかけているK先輩を筆頭にこのところ少しづつ山スキーを
する仲間の繋がりが太くなってきている。大御所のテレマーカーM師が週末に鍋倉山小舎に集う
企画をしたら、仲間の多くはその前に戸隠山荘に泊まってプレ合宿を開く活況振り。
M師は30代と20代の若手を連れてきて8名の賑やかなskier's meeting になった。

こちらはサラリーマン人生最大級のイベントがこの週にあり、またその後の西国巡業が金曜日まで
あり深夜の帰宅となったので、土曜日の朝から仕度をして出発し夕方の入舎が精一杯。
この週末、土曜日はとても素敵な高気圧がやってきて好天間違いなし。日曜日は早くも西から
低気圧がやってきて昼前には崩れる予報。そうならそうで仲間と山小舎で酒盛りするだけでも上等
と思い出掛けた。

自宅を10:00ちょっと過ぎ出発。
上信越道飯山豊田ICで下りて飯山市戸狩の先、温井の集落に14:30過ぎに到着した。
そこからスキーを着けて40分位のアイクアップで山小舎に到着。最近の鍋倉山は実にポピュラーになった。
週末の入山客でとても賑やかにお絵描きされたトレースを辿った入山だった。

夕餉は薪ストーブが暖かく燃える小舎で酒を飲みながらキムチ鍋を突き合った。
皆意外と早く就寝。自分は一階に布団を敷きストーブ番として長い夜中にストーブに薪を供べた。


明けて日曜日。まだ暗い5時前に空を見ると星が出ている。早いうちに出て山頂を往復しようと
仕度をすると昨日山頂に立った皆ももう一度行くと仕度を始めた。しっかり踏み締められたトレース
を辿って西の沢ルートから3時間程で鍋倉山の山頂に立った。お天気は予報がすっかり外れ
日本海や頸城、越後の峰々がはっきり見渡せる上天気となった。滑走は北面のぶな林に残る
柔かい雪を拾ってそれなりの滑走を楽しむことができた。標高が下がると雪は重くなり、小舎の辺り
はすっかり春の趣きになっていた。

次の来舎の人達の為に片づけをしてお昼には下山。せっかく早く下りたのだからたまには渋滞知らず
で帰ろうと今回は温泉までパスして上信越道に乗ったらまだまだ明るい17時前に帰宅できたのでありました。

緊張の一週間を乗り越え、ちょっと無理をしてもまだ雪深いが春が近づいてくるのを感じさせる山に
出掛けて大正解の週末だった。


飯山市信濃平、戸狩の風景
鍋倉山は中央左のてっぺんが白い山
左から右に連なる山系が関田山脈である
 
信州鍋倉山小舎
積雪約5m
見えている窓は二階の窓
 
片流れの屋根の反対側
沢の水を引き噴水で雪を溶かす融雪システムが完璧
 
 
朝6時に小舎を出て鍋倉山に登る 
 
北信濃の千曲川が信濃川になるあたりから朝日が昇ってきた
 
前日の土曜日も好天
沢山のスキーヤーが入ってトレースは完璧
むしろ硬くなって歩き辛いくらい
 
黒倉山の鞍部から山頂に向かって仲間が次々と山頂に登ってくる
向こうは頸城平野と日本海
 
雄大な頸城山塊 妙高、火打がくっきり
北陸新幹線が左方面から眼下の平に抜けてくる
3月14日の開業はもう間近だ
 
ノートラックの深雪を求めて沢山のスキーヤーやボーダーが訪れるようになった
 
下山前の小舎の前
温かい光がたっぷり注ぎすっかり春のお山である
 

2015年2月8日日曜日

東谷山北西斜面は裏切らない

2月7日(土)

今シーズンは雪が早く来て早く始まったが1月以降の降りはそう多くないような気がする。
気温もそれほど低くなく寒い冬ではないような、、、。もう立春過ぎたし、早くしないとパウダーを
滑らないうちに春が来てしまうような気がしてくる。

それではとパウダーの溜まり場と言われる越後湯沢エリア、東谷山北西斜面に行くことにした。
パートナーはU さん。一昨年の2月23日に二人で出掛けている。その時もパウダーが当ったのだった。

自宅発                            05:00
駒寄PAでラジオ体操                   06:30
三国峠越えで二居集落着                08:05
田代ロープウエーの駐車場に駐車 @ 500円
二居発       標高 800m             08:32
二居峠          1,010m             09:30
雪庇の急登の上                      10:46
東谷山山頂着      1,553m               12:15
    
     山頂発                         13:05
北西斜面を貝掛温泉入口まで800m落とす
国道17号貝掛温泉入口バス停着            13:45
14:08の路線バスび乗って二居まで戻って終了   14:30

東谷山北西斜面はやはり期待を裏切らなかった。
湧き上がるようなスプレーこそないものの底を感じさせない柔かな雪が谷底で傾斜が緩くなるまで続いた。

いつものとおり猿ヶ京の満天星の湯で筋肉を緩めて帰路に着いた。
朝の関越の交通量は多くて、早朝にかかわらず高坂や前橋で軽い渋滞もあって帰りはさぞかし
渋滞かなと思ったが、そんな心配は無用で19:00には帰宅できて軽快に雪を楽しんだ一日だった。



木曜日に南岸低気圧が通過
金曜日は一時的な冬型でこのエリア20㎝程度の新雪の補給があった
田代の駐車場を出17号を渡りスキーを着ける
高い鉄塔のある尾根を登る

まず二居峠に登る
ここまで1時間
足が遅いなー(トホホ、、、)

Uさん
足元に国道17号 三国峠の谷が延びる 

このエリアは谷川連峰の南の端っこにあたる
高度を上げると南の盟主 平標山が姿を表した

先行のトレースに感謝

そして頂上
谷川連峰の主脈が連なって見える
 
苗場山山塊である
大きい

平標山 仙ノ倉山
左橋に日白山

中央の遠望は越後三山
 

日当たりの良いところはすぐに春の雪になってしまうが
北面、北西面は柔かい粉雪が待っていた