2016年4月11日月曜日

少し早めに鳥海山に出掛けたが、、、

4月7日(木)~10(日)

今年はGWにはよっぽどの高い所にしか雪がなさそうな状況になってきた。
K先輩から早めの時期の鳥海山の提案があり、それに乗った。
K先輩の他、K田さん、A坂さん、僕の4人パーティー。

7日(木)
午前中仕事をし、家に戻って15時半に単身車で出発。強い雨風の中を新潟経由
鳥海山南麓、湯の台の鳥海山荘に向かう。距離480km。22時40分到着。先着3人と合流。
今回は南麓、山形側の湯の台から頂稜の伏拝、行者に登り、条件さえよければ反対側、
北麓の秋田県中島台へ千蛇谷を滑走しようと目論んでいて、先着の車の一台を中島台に
置いてきている。

8日(金)
発達した低気圧の雨はなんとか上がった。湯の台の牧場上(標高640m)を6時半に出発。
一時は青空も広がり山の上部も顔を見せたが滝の小屋(標高1,280m)まで登るとガスに覆われて視界ゼロ。
暫らく待機したが晴れる様子もないので明日に期待をして下山した。

9日(土)
天気予報は西風が強いものの比較的好天を言っていた。
張り切って3時半起き、4時半に鳥海山荘を出て、牧場上を4時50分に歩きだした。
しかし滝の小屋下あたりからまたもや深いガスに覆われた。
鳥海山のようなのっぺりとした巨大な斜面を持つ山では視界が効かないとスキーにならない。
滝の小屋で1時間以上待機したが諦めて下山。午後の有り余る時間に中島台へ車を回収に行った。
そして皮肉なことに夕方4時近くになってガスが切れ秀麗な鳥海山が姿を現わした。
天気の回復が12時遅かったということだ。今回は気圧の谷の通過の後、高気圧の張り出しが弱かった。
海から近い独立峰の鳥海山、ここを十分に楽しむためには″素敵な高気圧″のご支援が不可欠だ。

10日(日)
朝は穏やかに明けた。一つの選択として頂稜まで3度目のトライをすることも頭をよぎったが、
その後の7時間以上の車の運転もあるし、滝の小屋までの単調な林道歩きとブナ林登りを
3日間連続でやる気にならなかった。
朝食後、480kmを取って返して帰宅。でも、不完全燃焼の物足りなさは色濃く残った、、、



湯の台の牧場上の出発地点 標高640m
ここからずっと雪はつながっていてスキー登高

初日 宮様の切り開きから山の上が見えた
これからぐんぐん晴れるぞと期待したのだが、、、
林の上に滝の小屋が顔を出している

滝の小屋



二日目 諦めたあと雲が取れて秀麗な鳥海山が全貌を現した
頂稜から見事な一枚バーンが何本も走っている
二日間かかっていた雲の中は上部では降雪があったようだ
頂上は氷雪の鎧を纏っているように見える

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