2015年4月12日日曜日

成都点描

4月9日(木)

四川省成都を訪ねる機会を得た。

中国内陸部、チベット高原に連なっていく山の麓に広がる豊饒な成都平原にあって
「天府の国」と呼ばれ古い歴史をもった都市である。

成都と言えば三国志、麻婆豆腐、パンダ、、、ということで
以下、成都点描である。



 武侯祠の入口 山門に「漢昭烈廟」とある 昭烈=劉備玄徳の廟である
その劉備の着色塑像
左から諸葛亮(孔明) 張飛 関羽
諸葛亮(孔明)の人気が高く 劉備の廟ながら諸葛亮(孔明)殿が一番奥にある

中央と右は諸葛亮の著した「出師表」 南宋時代の武将岳飛の書



 
成都動物園にパンダを見にいった  パンダは中国語では大熊猫
8時の開園直後に入ったので新鮮な笹の朝食の光景を見ることができた   写真は「琰琰(エンエン)」
満足して動物園を去る頃には小学校の遠足が大挙押し掛けてきた



詩聖・杜甫も3年間滞在し240を越す詩作をしたという
その場所が杜甫草堂という博物館になっている
 

      麻婆豆腐         成都北郊外の綿竹の名酒「剣南春」    ビュッフェの麺コーナー 麺の種類6種
 
「川劇」 
 京劇とよく似た中国の伝統的演劇 変臉(へんれん)と呼ばれる瞬時に瞼譜(隈取)を変える技巧が特色


 武侯祠の前でヘルメットを被りサイクルジャージを着たシニアの一団を発見
何処から来たのかと聞くと東北の瀋陽からだと、、、まさか???
成都まではフライトでレンタルサイクルで観光をしているらしい
所得が向上しはじめると高級車やブランド商品ばかりではなくこうした現象が起き始めるのである





0 件のコメント:

コメントを投稿