2014年1月18日土曜日

腸感冒

1月15日(水)、16日(木)

成人の日の三連連休明けの14日(火)はオフィスが冷えていて一日寒いなーと思いながら仕事をした。
夜一杯飲んで帰宅するとすぐに腹の調子が悪くなり、トイレに立つとその時点から水のような下痢。
あまり腹痛とかは無く、嘔吐感も発熱もない。ただトイレに立つ回数が多く、脱力感が強かった。
お腹にくる風邪だな、、、と判断。

15日(水)から徳島-京都への出張の予定が入っていたが、トイレへの頻度と脱力感ではとても無理で、
ギブアップ。同行者に断りのメールを入れた。
11:00頃、近くの内科クリニックにいく。

「典型的なお腹にくる風邪ですね、、、 今とても流行っているんです。
 お薬を出しますね。こういう時は下痢止めで止めてしまわずに、整腸剤と痛み止めだけで
 出すものを出しきったほうがいいです。脱水症状にならないようにお水は小まめに摂って。」と医者。
「こういう時って、腸さんはウイルスにすっかりやられてふて腐れ状態でぐったりしてなにもしないから
下痢が起こるんですかね???」と聞いてみると、
「いえいえとんでもない。腸さんはこのままでは大変なことになると知覚して、いつも以上にぐるぐると
 懸命に活動をし、ウイルスを洗い流そうとするから下痢が起こるのですよ。
腸さんは懸命に働いてくれているんですよ。」
 
昔、人の心は脳にあるのではなく、腸にあるんだと説く本を読んだことがある。
腸は原始的生物も有する器官で、機能も一番原始的な栄養の消化吸収というものだ。
一方脳は高等生物になればなるほど高度に発達し、時には高尚なへ理屈も云うし、悩みの原因も作り出す。
どうもいざという時、危機一髪のピンチの時、、生きていく上で頼りになるのは腸のような気がする。
腸は脳よりも遥かに自律的に人間の生命を支えている。
きっとそこに理屈ではない気持ち(=心)の根源がありそうな気がしてきた。
 
処方された薬は
ビオフェルミン    :整腸剤
ブスコパン10mg  :鎮痛剤
ムコスタ100mg    :胃の粘膜保護
ガスモスチン5mg  :吐き気を抑制
 
15日(水)は終日頻度の高い水便で寝たっきり。摂ったのはポカリスエットのみ。
開けて16日(木)、下痢が止まっていれば出張の京都部分だけでも駆けつけようと思っていたが、
この朝も何度もトイレへ行く状態で、ダウン2日目に突入。
 
そしてなんとか回復の兆しを見たのが16日(木)も夜遅くなってから。
腸が悪いものを排泄し終って下痢が止まるのには48時間を要したという顛末でした。
 
結果、3kg強の体重減。
しかしこれは直ぐに元に戻るでしょう、、、
 
 
 
 

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