2013年2月24日日曜日

上越、東谷山北西斜面

2月23日(土)

11日(月・祝)のコソ連の後から下肢の調子が良くなかった。左足の外後ろ、臀部から踵にかけ
鈍い痛みが時々起り、下肢がだるくて歩行のスピードが上がらない。こんな足でスキー登山が
出来るのかと思って日々を過ごしたが、寒気の入り込みが続きいい雪が降っているのが分かると
やはり出掛けたくなる。
あまりヘビーではないお手頃な東谷山を選択して、19日(火)にUさんに電話をすると快諾。
そのつもりなってみると左足の嫌な違和感は薄らいだような気がしてくるので不思議だ。

東谷山は谷川連峰が平標山から北に次第に標高を落としていく山稜の一画にある地味な
ピークだ。国道17号線が走る清津川の谷を挟んでかぐらスキー場の対岸になる。
山スキーでは隣の日白山へ行く一通過点のようなところだが、山頂から北西に落ちる
沢の斜面がパウダーの宝庫だということが最近知られるようになり、ネットにも記録がたくさん
出ている。そのパウダーを当ててみたいと昨シーズンから狙っていた。

4時40分、車で出発。この朝の関越道は車が多い。4時に出ることが多かったが、この40~50分
の差だろうか。そして月夜野-湯沢間で降雪のため通行止めの情報。昨日の日中は降雪が
なかったのは分かっていたから、夜の間にかなりの積雪があったのだろう。こちらは月夜野で
おりて三国峠越えなのでOK。月夜野ICで6時15分。17号線沿いのコンビニに車を停めて
6時半からラジオ体操。高速の通行止め車の多い三国峠をゆっくり走って登り口になる二居に
着いたのは7時半を回っていた。かぐらスキー場の田代ステーションに車を停めて、出発J準備。

8時25分に出発。 標高850m。
国道を渡ってすぐスキーを着ける。先行する5人パーティーが見え、その先に
登っている人達もあったとようで申し訳ないほどトレースは完璧。
風があり、雪は舞ってくるが時折空も明るくなり、天候は小康状態。

二居峠 1020m       09:30
送電線鉄塔         10:10
急登を過ぎた1350m    11:15
この日の雪はシールとの馴染みが悪いようで、Uさん、スリップとシールトラブルで遅れる。
東谷山頂上 1554m    12:45
天気は小康状態ながら、展望はまったくなし。

滑降の準備をして出発  13:10
我々より先に3パーティーほどが北西の谷に降りた模様。斜面はかなり幅があるので
ノートラックの面はいくらでもある。雪の感触を探りながらそろそろと降りてみると、、、
行ける!回せる!浮く!
傾斜が緩くなる950mあたりまで、標高差600mの新雪滑りを堪能。
俺ってこんなにスキーが上手かったんだっけと思わせるいい雪だった。

やがて傾斜が緩み、二居峠へ続く林道に出て、国道17号線の下をトンネルで潜り、
路肩の雪の上を数百メートル進んで貝掛け温泉入口バス停にゴール。
貝掛温泉入口バス停   14:45

15:13に浅貝行きの路線バスが来て、一区間@390円(スキー100円、ザック100円)で
田代ステーションに戻った。

いつもの猿ヶ京、満天星の湯で温まって帰宅、19時30分。
帰りの高速は、朝の車の多さとは裏腹に渋滞なし。いつもこうだといいのに!


送電線の鉄塔を過ぎると南に雪庇の張り出した尾根が続く
下には三国峠を越える国道17号が見える

東谷山頂上へ続く稜線

送電電の鉄塔
巨大だ

ガスがかかり小雪交じりの頂上に着いた
700mちょっとアルバイトだったので小さく手を挙げた
 

北西斜面への入り口
フカフカのパウダーが待っている

斜面が終って小休止
今日のお伴
BDメガワット

国道15号線に下りる
路肩の雪の上を貝掛温泉入口のバス停までいく
 

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