自己流が抜けないワシのテレーマークターン。
テレマークテレマークの姿勢から谷足になるスキーを踏み出すように前に持っていきターンの
切っ掛けを作っている。傾斜が強いところや雪の状態が難しくなると対応力がなく、アルペンターン
で誤魔化して滑ってきたのが実態。これまでニセコと峰ノ原でレッスンを受けたこともあったが
身に付いたとはいえない状態。
どこかにいい先生はいないだろうかとネットサーフィンをしていたら、、、
東北は岩手・八幡平に鈴木央司さんが一人でやっているRUSU-Tというテレマークスキースクールを発見。そこでもう一度基本に帰ってテレマークを鍛えなしてみることにした。
レッスンはステップを踏んでレベルを上げていくようになっていて、一番最初のステップの
・骨盤の日と・ストックワークの日の2コマ、2日間を申し込んだ。
1月20日(金)
単身東北自動車道を八幡平まで約580km北上。
夕方16時頃には到着し、松尾寄木の「かっぱの宿」に投宿。
この民宿は、一泊朝食付きで4,000円程度と格安。夕飯も食堂メニューを注文できる。
風呂は歩いて50mの八幡平温泉館「森の湯」(@500円)にいく。
RUSU-Tのオフィスにも至近。
着いてから、明日からのレッスンの場所になる下倉スキー場に行ってみた。
北麓からみる岩手山は雲の中に隠れて見えない。
1月21日(土)・22日(日)
週末でも地元のジュニア・レーサー達しか目立たないガラ空きの下倉スキー場で基礎レッスン。
レッスンの内容は、自分なりに要約すると
※ 基本姿勢(アルペン姿勢)→用意(テレマーク姿勢)→くるっと回ってペンギンちゃん(視線は フォールラインで、ペンギンのような手で雪面を抑え込む)・この時基本姿勢→用意(テレマ
ーク 姿勢)
あるいは
※ 軸回転→着地→基本姿勢(アルペン)→用意(テレマーク)→軸回転
※ ストックワークは重要。指はキツネの耳を作るように握り、手はペンギンの手のように開き、
谷側の手はフォールラインを差し、山側リングは常に雪面を引きずるよう。
ストックワークのところは別にして、ターンの後半はあくまで基本姿勢(アルペン姿勢)で終わる
というのが自分では目から鱗だった。
すぐには身体や脚では実現できないものの、理屈は分かった。
RUSU-Tの鈴木さんのレッスンはとにかくエネルギッシュ。時間は午前2時間、午後2時間なの
だが、鈴木さんはレッスン中は声を出しっぱなし、常に誰か彼かに大きな声で指示を出している。
リフトに乗る時も交代で隣に乗せ、技術的な理屈の要点を復習する。
更に、16時頃、松尾寄木のオフィスに引き上げた後、ビデオチェックとフローリングの床の上で
の基本動作の反復トレーニングがあり、断らない限りそれが18時過ぎまで続く。
長くスキーをやってきてこんなに熱心なスキー教師を見たことない、、、というのが実感。
申し込んだレッスンは土、日の二日間。日曜の夜は月曜に夏油高原で滑る為に夏油高原
スキー場のスキーヤーズ・ベットを予約してあった。その門限もある。18時半近くになっても
続く室内レッスンを辞して、夏油高原向かった。
北上江釣子ICを下りて夏油高原に登っていくと雪の降りが激しくなり、スキー場はどっぷりと
雪に埋もれていた。
1月23日(月)
朝起きると、視界も良くなく吹雪とまではいなかいが雪が降っている。重めの新雪は30、40cm。
月曜日でお客もまばらで、半分くらいがピステンをかけない非圧雪バーン。
半日券を買って13時まで、人影の薄い大きな夏油高原のゲレンデで昨日のレッスンを繰り返し
自主トレーニングをやった。
東北自動車で21時頃には帰宅。
RUSU-Tのレッスン風景
下倉スキー場 リフトは基本的に縦に3本 大きくないがこれだけ空いていると練習には最適 |
岩手山はずっと雲の中だった |
鈴木メソッドの解説板
月曜日で人気のない夏油高原スキー場 |
ちょっと重めの深雪でたっぷり練習が出来た
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