昨年の秋、自転車で上州武尊山周回をやりこの山の北面の自然の濃さはいいなー
と思った。時々覗いて参考にしている山スキーのブログで宝台樹スキー場横から往復した
記録をみていいルートだなーと思った。
土曜日に南岸低気圧が通過。日曜日はお天気は回復するとみて出掛けたが、低気圧の影響
が遅くまで残った。朝4時発。北に行くと回復するかと思ったが、関越はずっ〜と雨で
テンションが下がる。水上で下りた時はかなりの降りだった。
ともかく宝台樹スキー場の先、上ノ原林道の除雪終点まで入り車を止めた。
小雨が降っている。最初から温泉に行って早めに帰ろう、、、というアイディアを
懸命に打ち消して7時20分出発した(1,030m)。
夏道に沿って名倉沢を詰めて行き、1460mあたりで右岸の尾根に登り上げる。途中から雨は
湿った春の細雪になっていた。尾根に登り上げた地点が1,670mで11時05分。この尾根が
上州武尊山山頂まで続いている。休憩し腹拵えをするが、ガスが濃くて眺望も無く、
元気が出ない。緩く登っていく歩きやすい尾根を進んで行くと大きめの下りが出てきた。
ここでついに意欲が切れた(1,715m)。時計を見ると12時ちょうどだった。
湿った数センチの新雪はよく滑って快適な滑走かな、、、と思わせたが、
実際は下のクラスト層に底付きし快適ではなかった。
たっぷり4時間登った距離も滑ると35分しか掛からなかった。13時05分終了。
すぐ近くに大露天風呂で有名な宝川温泉がある。一度はと思っていたので、
帰りに立ち寄った。入浴料1,500円、有料コインロッカー100円。確かに沢沿いの
大露天風呂群は見応えはあるが、、、" once is enough "だな。
帰り道、関越道に乗ってバックミラーで振り返ると純白の谷川岳が姿を現し、お天気が
ようやく回復したことを報せてくれた。
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