お雛祭りを過ぎたら一気に春の暖気が日本を覆った。
お山からは粉雪は消えただろうけれど、春のお山もまたいいもの。
3月9日(土)、Uさん誘って八海山の近くにある阿寺山へ行った。
今回は二人の先輩にあたるMさんも参加した。
日の出も早くなった。塩沢石打SAで06:30のラジオ体操。
南魚沼市山口集落上の石抱橋の先まで車が入れた。(標高400m)
支度をして07:50、出発。お天気は曇りだが晴れに向かう予報。
新潟の3人組みが一足先に先行していった。
尾根に取りついていきなりの急登。
しばらくして、ちょっと遅れ気味だったMさんのスキーのビンディングのネジが外れたらしい。
スノーシューに履き換えて登るという。先行して700m地点で待つが姿を見せない。
放っておいても問題の無い鉄人なので先に進む。
幾度か現れる急登に喘ぎつつも、左手に見える八海山励まされ順調に高度が上がる。
1350mで樹林帯が終わり、傾斜が落ちてなだらかな斜面が頂稜に続いている。
頂稜に登り上げると眼前に越後駒と中ノ岳の絶景が飛び込んできた。頂上はちょっとしたポコ(1509m)。12:40到着。
寒風ではないが西風が強いので一段下がった窪地に退避してランチタイム。
シールを外して13:15、滑降開始。
いい具合にフィルムクラストしてこれは当たり!かなと思いきやストップスノーだ。
黄砂というか、PM2.5で雪が汚れている。
1250mの平坦地まで下りるとMさんが腰をおろして休憩してた。
スノーシューでは直登的には登れない(スキーの登行角度でもだめ)、
かといってトラバース的な操作も困難ですっかり足が痛くなってしまったとのこと。
ここからはスキーで一緒に滑降することにした。(外れたネジは登行用の装置の部分で
下降時には問題ない、、、なんだかよく分からない…)
ここから1000mくらいまでは尾根を滑り、そこから北側の谷に滑り込んだ。
ここまで下りてしまうと雪がグサグサに緩んで、スキーが回らない。
斜滑降を繋げて高度を落としていく下降スキーしかできない。谷の下部では足元から小さいながら“デロデロ”(湿雪表層雪崩)も出てあまり気分良くない。
最後は沢芯まで下りず左岸の斜面をへつって尾根の取りつきに戻った。14:35。
後は林道を流して15時過ぎ、本日も無事終了。
3月の悪雪は承知のこと。
陽射しも強くなり穏やかに晴れた越後の山を心おきなく楽しむことができました。
三国川の谷にある五十沢温泉に入湯、谷川岳PAのかけそばを食って19:50、帰宅。陽射しも強くなり穏やかに晴れた越後の山を心おきなく楽しむことができました。
出発 正面の樹林に覆われた尾根を登る 頂上はなだらかに見終えるスカイラインのまだ先 |
高度を上げると八海山が姿を現わしてくる |
麓には魚沼の平 ちょうど浦佐のあたり まだ雪に覆われてるが春はもうすぐそこ |
頂上 越後駒をバックに |
広堀橋の上 車を停めた処 |
帰り道からの八海山 朝は雲の中だったので思わずクルマを停めてパチり また来るね! |
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