11月1日(木)
一旦は予定された上位脛骨切り術の手術予定日が昨日だったから、予定どおりだったら今頃は
病院のベッドの上だったことになる。
リハビリ的手法で様子をみることとなり、やっていることは
・ 靴のインソールの最適化
・ 膝の周りの筋力アップや柔軟化のエクササイズ
靴のインソールの最適化は、膝関節の変形をかばうことで右足下肢外側の筋肉や腱が突っ張って
痛みを生じている状態をインソールの形状で荷重のかかり方を修正することにより緩和させる手法。
元から入っているインソールを外し、フラットなインソールの一部分にシリコンのテープのようなもの
を張って高さを変える。厚さ2、3㎜でも荷重のポジションが明らかに変わってくる。痛みや突っ張り、
歩き方の変化を見ながら微調整を繰り返し最適なインソールを作り出そうとしている。
エクササイズは3種類。
1. 膝のお皿をゴリゴリ動かしての可動域を拡大させるマッサージ。
2. 伸ばした膝の裏にタオルを入れ膝に力を入れタオルを押し付ける動作
3. 伸ばした足の先にタオルを掛け、両手でタオルを引っ張り、脚の外側部を展張させる動作
それに直近でもう1つ加わったのが、腰かけて両膝でボールを挟みながら片足を水平まで上げて
力を入れるエクササイズ。大腿四頭筋内側広筋を強化する目的だ。
若い頃に比べて足もだいぶ細くなった。昔は特に大腿四頭筋内側広筋は発達しているほうだった。
それが右膝内側を使わないようにして脚の外側でカバーするため右脚の大腿四頭筋内側広筋は
すっかり小さくしぼんでしまっている。インソールによる荷重ので矯正で外側を緩め、
大腿四頭筋の強化で内側をもう一度しっかり使えるようにしたいというのがリハビリ的手法の
狙いであると理解している。
写真左:1984年夏 29歳時の脚部 写真右:2018年秋 63歳時の脚部
35年の歳月が良く分かる