2017年12月29日金曜日

越前海岸梅浦「こばせ」へカニを食いにいく

12月26日(火)・27日(水)

開高健のファンである。

89年暮に開高健が亡くなった時、開高が好んで足を運んでいた越前海岸の料理旅館「こばせ」のご主人が3000本の冬水仙を摘んでライトバンに積み、鎌倉での葬儀に駆け付けた。その事をご主人、長谷氏が追悼集「悠々として急げ」に書いていて、是非とも一度行ってみたいと長年の思ってきた。
「こばせ」は旨いものを食いたいという開高にセイコガニ(ズワイの雌)の卵、味噌、肉をご飯に載せたものを供し、開高は平らげた。それが今”開高丼”として残っている。
セイコガニは年明け以降、禁漁になってしまうので年内に行くしかない。


予約も取れたので、片道600kⅿのただカニを食いにいく旅に出た。

往路 圏央道・東名・新東名・名神・北陸道 
途中遠州井伊谷に立ち寄って越前海岸まで612.7km

復路 北陸道・上信越道 601.3km
 


寒波が来て日本海は大荒れ 



”開高丼”  たっぷりのセイコガニの卵、みそ、肉をご飯に乗せる


越前岬の水仙
日本海から吹き付ける寒風の中で咲く
まだ花は咲き始め

 
 

 



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