2007年2月から9年7か月乗ってきたHarrier Hybrid 、走行距離も123,000kmを越えた。
その10年間、メカニカルなトラブルは一回もなし。このブログに余すところなく記録している
冬のBC活動もこの車がお伴の役をしっかり勤めてくれた。Harrier Hybrid の前は20年に
渡って10年ずつSUBARU Legacyに乗ったが、車としての満足度はHarrier Hybrid のほうが
高かったと感ずる。
ワシも還暦を超えた年代に入っている。クルマを繰って何処へでもいくというライフスタイルは
せいぜい後15年くらいだろう。その後も生活手段としてのクルマは必要だろうが、その時は
軽トラで十分だ。暫らく前からそれじゃー最後のお伴として15年乗れるいいクルマを買おう
じゃないかという気になっていた。
いろいろ逡巡はあったが、最終的には「ゲレンデ ヴァーゲン」に決めた。
G350d。 3,000ccのディーゼルターボエンジンが乗って、外遊びのお伴には頼りになるだろう。
それが9月16日に納車となった。
もちろん乗りたくて仕方がない。翌日からシルバーウィークの3連休。ドライブだけのお出掛け
なんてもう長いことやってなかったが、今回はそれに出掛けた。
福島の新野地温泉に泊まり、裏磐梯を走り、喜多方でラーメンを食い、檜枝岐まで入って泊る。
そこからは奥只見の深山を銀山平まで走り、枝折峠を越えて小出に出て、関越で帰宅という
約800kmのコースを走った。
称してVirgin Drive。
以下、その点描である。
お伴
右: 旧 左: 新
走行距離
旧:123,832km 新: 46km
走行ルート
右:初日、二日目 左:三日目
左: 不動湯温泉本館跡 右: 不動湯温泉露天
ヘール・ボップ彗星が来ていた1997年3月、
吾妻山の高湯から東吾妻、高山を越えて土湯までのスキーツアーを仲間3人でやった。
一泊目慶応吾妻山荘、二日目高山下りの後は土湯の上の不動湯温泉に宿を取った。
二日目なんだかゆっくり行動し過ぎて高山の頂上に立ったのが16時になってしまった。
それでも後は滑り降りるだけ17時か17時半には宿に着けると思っていた。
しかしいざ滑降を始めてみると箸にも棒にもかからない悪雪。まるで滑りにならない。
時間は刻々と過ぎて日が暮れた。予約した宿も心配しているだろう。
少しペースの速いワシだけ宿に先行することにして先を急いだ。
全力で行動したが不動湯に掛け込んだ時はもう19時近くになっていた。
女将さんが出てきて心配してたわよという。18時半になって堪え切れずに福島県警に電話してしまったとも。
親父さんは遅れて下りてきている仲間二人をピックアップするためにジープを出してもくれた。
結局ジープのピックアップがあっても二人が宿に収まれたのは20時を回っていたのだった。
もちろん留守宅にも山を下りてきてないという連絡が入っていた。
そんなお騒がせをしたのが不動湯温泉。
秘湯ファンの中でも人気の高かったその宿が3年前火事で全焼してしまった。
今回調べてみると日帰り温泉として再開したとのネットにあったので新野地温泉に入る前に寄ってみると、、、
19年前、お騒がせを掛けてしまった女将さんも親父さんもご健在で
日帰り温泉の番に麓から登ってきているのだった。
入湯後、お茶を頂きながら昔話をひとしきりさせていただいた。
新野地温泉相模屋 露天
裏磐梯 雨に煙る小野川湖と桧原湖
ナナカマドの味が赤く色付いてきている
喜多方ラーメン 「一平」
豚骨で背あぶらを振ってあるがあさあっりしていて本当に旨いラーメンを食った気がした
檜枝岐の宿は民宿「柳屋」
主はマタギ
左の汁は熊汁
銀山湖、銀山平、その云われ、、、
そして、「河は眠らない」
今日も北ノ又川は変わらぬ瀬音をたてて悠然と流れていた
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